「在宅にみせる工夫が大切」お盆休みは空き巣に注意 ポイントは”犯罪者が嫌がる4原則” 専門家「さらに”攻める防犯”を」

お盆の帰省などで自宅を留守にする機会が多いこの時期、注意が必要なのが「空き巣」です。被害にあわないためにはどんな対策が効果的なのか、専門家に聞きました。

ポイント①在宅を装う

防犯アドバイザーの資格をもつ京師美佳さんによるとポイントは2つ。一つ目が「在宅にみせる工夫」留守だとわからないように装うことが大切ということ。例えば車で外出する際、車庫が空になってしまいますが、そこに自転車を無造作に止めるともともと、車が無いように見せることも出来ます。また、シーリングライトのタイマー機能を使って夜8時から夜中の2時まで照明がつくようにセットすることで、在宅と思わせることが出来ます。

犯罪者が嫌がる4原則は「音・光・時間・人の目」

そして、お盆の防犯対策、ポイント2つ目は「防犯意識が高いことをアピール」すること、どういうことか聞きました。防犯アドバイザー 京師美佳さん
「一つでも二つでも防犯対策をされている家というのは狙われにくくなる。例えば、犯罪者が嫌がる4原則「音・光・時間・人の目」これを頭に入れながら防犯グッズなどで対策していくとより効果的です」「音ですと、窓を開けるとアラーム音が鳴るとか、光ですとセンサーライト」

最も重要なのは「時間」 5分かかれば7割諦める

そして、犯罪者が嫌がる4原則のうち、京師さんがもっとも大切と話すのが、「時間」です。防犯アドバイザー 京師美佳さん
「開口部、玄関、窓、そういったところを割られたり壊されたりしないように、防犯フィルムを張ったり、補助錠をたくさんつけていただく。犯罪者、泥棒は5分かかれば7割、10分かかれば9割、侵入に時間がかかると諦めるというデータが警察庁にもありますので、侵入に時間をかけさせるというのは重要な対策になります」

さらに光や声で威嚇 追い出すための「攻める防犯」を

一方、このところは犯罪の手口が巧妙になっていることなどから、京師さんはさらに対策をするとより安心と話します。ポイントは「攻める防犯」ということです。防犯アドバイザー 京師美佳さん
「攻める防犯、こちらからも何かアクションして追い出すということも必要。明るく照らすということも一つなんですけど、ライトを少し明るく照らす、玄関灯をつけるとかじゃなく、センサーライトでも300ルーメン以上、自転車のライトぐらいですね、それ以上の明るさで明らかに攻撃的に照らして威嚇するということも必要です」「スマートカメラというものがあり、庭とかに設置していただくと侵入者があった場合にお知らせがきて、侵入者が写真付きで送られてきます。その際に双方向通話機能、声を出すというのを使って、スマートフォンからカメラを通して『おい、こら、通報したぞ』と言う風に声を出していただくと相手を威嚇することが出来ますので、そういうもので遠隔から見守り、監視ということもできます」

すぐにできる対応は車庫対策と防犯ステッカー

空き巣の手口も巧妙化している中で、最新の機能を使って犯罪者を威嚇する「攻める防犯」今すぐ出来るものでいうと、車庫に自転車を止めることや防犯ステッカー。5か国語対応のものもあり、ホームセンターなどで購入できるということなので、そういったもので空き巣対策をしていきましょう。

詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rkb/2108931

おすすめの記事